Enter the query to search in posts.
Thanks to Mirza for this useful search script.




2011, September 15, Thu ↓

砂糖の甘さについては、ちょっと難しいんです。ちょっと長くなりますが、興味のある方は、お付き合いください。

一般に、砂糖と言われているものは、「ショ糖」といわれる二糖類で、「果糖」と「ブドウ糖」がひとつずつ結合しています。
そして、果糖やブドウ糖はそれぞれ強い甘さを持っています。

それらは、その構造の中に「還元基」という部分があり、状況によって「アルファ型」と「ベータ型」の二種類に変化するという不安定な性質を持っています。
同じ種類の糖であっても、含まれている還元基の型の比率によって甘味は変わってくるのです。その型の比率は、例えば温度によって変化し、「果糖」では温度が高くなると甘味の弱いアルファ型が増えます。

ですが、はじめに出てきた「ショ糖」はふたつの糖の還元基同士が結合しているので、不安定な性質を持つ部分が無くなっていて、温度などに影響されない安定した性質を持っています。

と、ここまでが基礎的なお話です。

それから、砂糖には「含蜜糖」と、「分蜜糖」があります
さとうきびや、ビート糖の絞り汁から砂糖を作っていく過程で出てくる「蜜」の部分を取り除いて作るか(含蜜糖)、混ぜ込んで作るか(含蜜糖)によって違うわけです。

「含蜜糖」はショ糖の濃度は少ないのですが、先ほどの糖蜜が多く、その成分である果糖が含まれるので、濃厚で、コクのある甘味が感じられるわけです。質問のあった黒砂糖などはこの含蜜糖になります。

「三温糖」は、一見黒砂糖の仲間のように見えますが、実は、上白糖を作った残りの糖液から作った分蜜糖です。加熱が繰り返されたことによって着色してきたのですね。

このあたりのお砂糖は、はじめに出てきたショ糖の含有量によって甘味が異なります。
ショ糖以外の部分は先ほどの果糖や、ブドウ糖ですね。グラニュー糖はショ糖成分が99.95%あります。
皆さんのよく知っている上白糖は97.8%。これは、果糖とブドウ糖を同量混ぜた「転化糖」を加えてあります。
三温糖は95%。したがって、これら「ショ糖」成分以外の部分が多いものは甘さを強く感じるわけです。

また、ダイエットシュガーといわれるものは独特の甘さ(味)がありますよね。
これらは、さまざまな材料が使われているので一概には言えませんが、一般に同量で砂糖の何倍といわれているので減らすべきでしょうね。でも、やっぱり甘味の種類が違いますからどうでしょうか・・・

というわけで、何をどう使うかは好みになりますが、甘さは強さと種類が違うということです。

長くなりましたが、皆さん参考にしてください。

Comments (View)
Tags: Cooking Data